ポケコマがこの先生きのこるには -コマスター攻略-

ポケモンコマスターの考察・まとめ等を扱っています。運営さん、今まで本当にありがとうございました。

ポケコマ デッキタイプ紹介

 ポケモンコマスターには様々なデッキが存在します。

 強力で対策必須のデッキや、マイナーだけど上手く勝てると楽しいデッキ等、どんなデッキを使うかで楽しみ方が変わってきますよね。

 過去・現在問わず特徴的なデッキのテンプレを紹介していきます。

 

 

 

現環境評価

 ☆5 環境上位 ☆4 上位も目指せる ☆3 中堅 ☆2 現環境では力不足 ☆1 よわい

使いやすさ

 ☆5 初心者でも簡単に扱える ☆4 簡単に扱える ☆3 慣れが必要 ☆2 玄人向け

揃えやすさ

 レアリティ、採用候補の多さ、必須コマの少なさ、入手手段、等から判断

 

 スタンダードデッキ

現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 

例 暁ネクロズマ アルセウス ギルガルド クチート セレビィ アシマリ

候補  黄昏ネクロズマ ゲンシカイオーガ ソルガレオ ルナアーラ ハガネール ドサイドン ケルディオ カプ・コケコ ミュウ [UX]イーブイ フーディン ルカリオ ジュナイパー スイクン ガルーラ バシャーモ オノンド ビブラーバ など 

 

 通称スタン。その環境で幅広く活躍出来るポケモンを集めた王道なデッキ。環境や手持ちによって常に変化するので定型はないが、参考に代表的なものを載せる。

 

2018年

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2017年

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2016年

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 タイプ別デッキ

 

 特定のタイプで集まるとシナジーが生まれて強力になる事がある。ガチャ更新はタイプをまとめて出る事が大半な為、月ごとに流行が変遷しやすい。優遇されているタイプに偏りがある為、全タイプ有用なデッキが組める訳ではない。

 

 草デッキ

 現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 有利 氷 スタン UB エスパー デオパ  不利 特殊状態軸全般

 

例1 セレビィ カプ・ブルル ビリジオン ジュナイパー ユキノオー カリキリ

例2 ラランテス ラランテス ラランテス カプ・ブルル ジュナイパー スカイシェイミ

候補 アルセウス カミツルギ セレビィ ビリジオン ジュカイン ブリガロン カットロトム モクロー カリキリ チュリネ サボネア など

 

  重要プレート グラススフィア トロピカルエナジー

 

 現在は暁ネクロズマの影響で「グラススフィア」が非常に強く、PT全体で移動無効を得られる草デッキはかなりのポテンシャルを持っている。グラススフィア&くさむすびという組み合わせはセレビィで実証済みであるように非常に多くの相手を完封可能となる。ただし、火力低めの変則デッキ相手には逆に苦戦してしまう可能性もある。

 

 ラランテスの特性で火力を上げて戦うのもなしではないが環境には合わないと感じる。トロピカルエナジーを使ってデオキシス対策をする草を中心としたデッキが環境上位だった時代もある。

  ラランテスやこうごうせい☆によって火力を上げやすいが、素の火力は低め。ラランテスが特殊状態だと効果が消えるので他タイプより妨害されやすい。ラランテスの数が多いほど火力が上がるとはいえ、全体の白ワザ面積が非常に広くなってしまう面もあり、タートルミサイルやグラッジストーン等が辛くなるのは考えもの。

 現環境においてはプレート「グラススフィア」によって移動無効を得られるのが他にはない長所である。つれさる☆☆やランデブーといった強力なワザを簡単に無効化出来るのは草タイプだけだ。

 

 Zワザの追加によって大きく強化された。ブルームシャインエクストラは味方の特殊状態を全て解除出来る。それによって今まで苦手だった特殊状態に一転して強いデッキとなったと言えるかもしれない。

 

 

 炎デッキ

 現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 有利 草 氷  不利 水

 

例 ウインディ ウインディ デルビル デルビル ヘルガー ホウオウ 

候補 ズガドーン ゲンシグラードン ブーバーン ブースター リザードン バシャーモ ガオガエン ヒートロトム ビクティニ ウルガモス など

 

  重要プレート フレイムスフィア フレイムエナジー

 

 18年6月頃からウインディを中心としたものが流行。火傷を撒いて特性の効果で有利を取る戦術が代表的。

 火傷を撒くことで様々な特性の恩恵を得られる。影響が大きいのはヘルガーによる火力アップとウインディのすり抜け&判定ズラし。ただし、水デッキには火傷対策が多くかなり苦手。フレイムスフィアで氷・火傷を無効化出来る。氷デッキは当たった瞬間絶望するだろう。

 ホウオウの特性によって除外&USを対策出来るのが他にはない長所。ただし、ホウオウが消されてしまっては取り返せないのでそこは注意しよう。

 

 Zワザダイナミックフルフレイムによってここぞという時の安定感が増した。追加効果はバトル相手の後ろ直線上に火傷を撒く効果で若干活かしにくいが、一番上の列で放つと一気に火傷を撒く事も可能。

 

 

 水デッキ

 現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

有利 炎 圧迫 UB  不利 ドラゴン 青ミス持ち

 

例 カプ・レヒレ カプ・レヒレ ゲンシカイオーガ ミロカロス カメックス マナフィ

候補 ケルディオ ラグラージ スイクン ウォッシュロトム アシマリ コイキング など

 

  重要プレート アクアスフィア

 

 マナフィが登場した頃、カプ・レヒレニョロボンが登場した頃、ゲンシカイオーガミロカロスが登場して以降など定期的に形を変えて環境に現れる。

  カプ・レヒレの特性によってエントリー封鎖が効かないのが最大の特徴。また、強力な青ワザ持ちが多く非常に粘り強い戦い方をする。ゲンシカイオーガがいればUBにはかなり有利となる。

 

 Zワザスーパーアクアトルネードはバトル相手の2歩以内の相手全てに混乱を撒くことが出来るため、正面の敵を倒すだけに留まらず有利な展開に持ち込みやすい。相手にZワザを使われると強みの青技を無効化されるので今までより慎重な守りが求められる。

 

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 電気デッキ

現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 有利 UB  不利 ドラゴン

 

例 デンリュウ デンリュウ デンジュモク デンジュモク サンダー カプ・コケコ

候補 ピカチュウ シビルドン ライコウ ロトム など

 

  重要プレート エレクトロスフィア

 

 古くはサンダースデッキ、そしてカプ・コケコの登場や、デンリュウの登場などで定期的に環境上位に立った。

 現環境ではインフレに置いていかれているデンリュウの耐久力が心配だが、メガデンリュウの特性の強さは健在。カプ・コケコの特性によって自ターンでは火力+30、麻痺を撒くことで更にデンリュウの特性が働く為、見かけ以上の火力を出せる。

 

 

 氷デッキ

 現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

有利 特殊状態を解除出来ないデッキ  不利 炎 草 ドラゴン 

 

例 キュレム キュレム ユキメノコ アローラロコン ユキノオー アマルルガ

候補 [UX]グレイシア オニゴーリ クレベース カチコール フリーザー ラプラス など 

 

 重要プレート フロストスフィア

 

 カチクレ、キュレムによる氷ロックを活かして氷状態に特化した受け身な戦術を取る。ゴールの隣にロコンで氷を配置してゴールにはキュレムカチコールが居座る事で無敵の壁を目指す事が多い。相手に氷対策がないとどんどん氷漬けになって動かせるポケモンが少なくなっていく。

 ただし、メガシンカ、草Z、射程攻撃など弱点も多く、そういう苦手な相手に詰まない構成や対応が求められる。以前は炎デッキが苦手だったが、最近はあまり使われておらず、「こおりのつぶて」や「フロストスフィア」によってスフィア対策が出来るのでやりあえるようになった。

 

 氷Zは自分の2歩以内の敵を凍らせる非常に強力な効果。キュレムの氷Zで敵を凍らせると特性の効果ですぐには溶かせないので強力なコンボになる。ロコンと組み合わせてみると良いだろう。

 

 

 エスパーデッキ

 現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 有利 デオパ  不利

 

例 暁ネクロズマ ルナアーラ 黄昏ネクロズマ カプ・テテフ フーディン ミュウ

 

候補 ソルガレオ コスモッグ セレビィ ミュウツー エルレイド オドリドリ など

 

 17年後半にデオパを駆逐して環境を支配した。ルナアーラソルガレオらを中心とし、オドリドリヤミラミによって1刻みのダメージ勝負をしていたのが懐かしい。

  インフレが進んでオドリドリの特性の恩恵は薄くなってきたので以前のように統一される事は少ない。

 

 ゼンリョクアプデ後に大幅強化を受けてエスパー中心で組んでも強力なデッキが作れるようになった。ただし、カプ・テテフオドリドリを入れなければ統一する事による恩恵は特にない。

 

 

 毒デッキ

 現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 有利 草 ドラゴン  不利 鋼 スタン

 

例 ゲンガー フシギバナ ベベノム アーゴヨン ドラミドロ ルカリオ

候補 ガマゲロゲ エンニュート ドラピオン クロバット スピアー など

 

  重要プレート ファントムエナジー

 

 かつてはゲロゲン、現在はアーゴヨンドラミドロに形を変え、確定毒と毒を活かした特性によって戦う。

 フシギバナの特性で毒状態のMPを下げるのが他にはない最大の長所。これによって相手の自由度が大きく下がり、攻めやすい場を整える。また、ゲンガーで毒をすり抜けると気絶させるため、ファントムエナジーと相性が良く粘り強さもある。

 

 毒Zの登場でフィールド全体に毒を撒くことも可能になり、今まで以上に毒塗れに出来そうだ。

 

 

 格闘デッキ

 現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 

例 バシャーモ ルカリオ マーシャドー ケルディオ ビリジオン テラキオン

候補 エルレイド ゴウカザル ブリガロン など

 

  重要プレート マイティースフィア

 

 マイティースフィアの登場以降見られるようになった。実際のところは2~3体ほど採用されたスタン系の構築になっていることが多く、格闘で統一することは珍しい。

 

 

 飛行デッキ

 現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ

有利 UB 水 電気 草  不利 圧迫 ルカリオ

 

例 レックウザ レックウザ チルタリス チルタリス オンバーン スカイシェイミ

  重要プレート ドラゴンスフィア

 

 チルタリスの特性を活かした高火力で戦う。現環境ではドラゴンとほぼ同じ。

 

 

 ドラゴンデッキ

 現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ

有利 UB 水 電気 草  不利 圧迫 ルカリオ

 

例 レックウザ レックウザ チルタリス チルタリス オノンド バクガメス

候補 [EX]ボーマンダ ラティオス ラティアス ジジーロン オンバーン など

  重要プレート ドラゴンスフィア 流星の教え

 

 通称チルレック。チルタリスの特性を活かした高火力で戦う。メガレックウザが登場して以降環境上位になった。

 基礎火力が高めのコマが多いのにも関わらず、チルタリスの特性で更に強化される為、火力では他の追随を許さない。メガレックウザは青ワザをミスにして金ワザさえ出せば大半のコマに有利を取れるが、対策のルカリオが多いので他の仲間を前に出すことも重要。

 メガチルタリスによって除外・USへの耐性があるのも大きなメリット。チルタリスが自然に2体以上入る構築なのでこれらに不利をとる事は稀。

 

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 ゴーストデッキ

  現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 有利 圧迫  不利 草 ガルーラ入り

 

例 マーシャドー フワライド ヤミラミ ルナアーラ ジュナイパー ギルガルド

候補 月食ネクロズマ ジュペッタ ゲンガー ムウマージ ミミッキュ ユキメノコ など

  重要プレート ファントムスフィア ファントムエナジー

 

 ファントムエナジーやファントムスフィアを中心として、無限湧き、すり抜けを活かした粘り強さが特徴。

 ゴーストタイプは全員がすり抜けに関する特性を持つ為、敵陣深くに攻め込みやすいのが非常に強力。

 ガルーラが登場したことによりゴーストのみで組むと倒す手段が限られてしまい不利になりやすくなった。

 

 

 鋼デッキ 

 現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 有利 毒  不利 炎

 

例 日食ネクロズマ ハガネール クチート ルカリオ メタング カミツルギ

候補 ギルガルド ソルガレオ ハッサム ボスゴドラ ディアルガ ドリュウズ アローラサンドパン ツンデツンデ ベベノム など

  重要プレート スチールエナジー メタルスフィア

 

 鋼中心で組むメリットは、エナジーやスフィアで火力を上げやすいのとメタングのトラクタービームを活かせること。上手く配置すれば火力で勝てない相手も包囲で倒していけるだろう。

  ツンデツンデの特性をベベノムで永続させて鉄壁を狙うベベツンデというコンボがある。ツンデツンデはMP1なのでサポートは必須だが、上手く守りきれば鉄壁の布陣となり、仲間の強力な青ワザも存分に活かせる。

 

 悪デッキ

  現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 

例 イベルタル [UX]ダークライ ダークライ ゾロアーク ゲッコウガ カラマネロ

候補 ヤミラミ ガオガエン スリーパー マーシャドー など

  重要プレート ダークエナジー ダークスフィア

 

 イベルタルマニューラが現役だった頃は環境上位だった。ダークミストで火力を上げて戦う。現環境においては個々で強いコマは居るが統一するメリットはあまり感じられない。

 

 

 

 

 圧迫デッキ

  現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 有利 対策が薄いデッキ全般  不利 水 ゴースト

 

例 ゾロアーク ケルディオ セレビィ ベベノム ポニータ ルカリオ  

候補 Sデオキシス [UX]イーブイ マーシャドー カプ・コケコ ミュウ ゲンガー ロトム など

 

 MP3を中心として相手のエントリーを奪い、早期決着を狙うデッキ。ゾロアーク登場以降に流行したが、それ以前からも存在し、現在とは違い積極的にゴールを狙うなど攻撃的だった。

 メガゲン以外は突破力が低く、イリュージョンを活かす為にも自分から殴ることは少なかったが、メガコスト撤廃からはルカリオリザードンなどを入れた攻撃的な形も見られるようになった。

 

 19年5月のバランス調整によってゾロアークが特性でMP3と交代出来なくなり弱体化した。それによってSデオキシスが姿を消してポニータの採用が増えた。メインの交代先であるベベノムはMP2なので交代可能。ベベノムケルディオセレビィで詰めていく流れは今まで通り可能である。

 

 

 テーマデッキ

 

 デオキシスデッキ

  現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 

例 Aデオキシス Aデオキシス Dデオキシス Sデオキシス Sデオキシス Nデオキシス

  重要プレート コスモエナジー

 

 ポケコマ界の黒歴史。通称デオパ。全盛期は勝てるデッキが存在しなかった。

 現環境では一周回って使えるかもしれない。Aデオこそ火力不足になったものの、Dデオの詰ませ性能は相変わらず高く、対策コマのソルルナはそれ程はいない。コスモエナジーの挙動に慣れていないプレイヤーも多くなっている。

 

 

 ランクルスデッキ

  現環境評価☆☆ 使いやすさ☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 

例 ランクルス ランクルス ランクルス ホウオウ Aデオキシス ミュウ

 

 デオキシスと並んで環境を荒らした。現在は火力不足だが、あやしいひかりを出しやすいのは強いかも(適当)。

 

 

 ビリマルデッキ

  現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆☆

 

例 ビリリダマ ビリリダマ ビリリダマ マルマイン マルマイン カプ・コケコ

 

 ビリリダママルマインの機動力と特性を活かしたデッキ。同時に複数のポケモンを気絶させる事でフィールドを空けて有利な展開に持ち込む。

 

 

 ラティデッキ

  現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ

 

例 ラティオス ラティオス ラティオス ラティアス ラティアス ラティアス

 むげんのふえ×4 ハードルジャンプ リサイクル

 

 MP3ながら強力なルーレットのラティオスラティアスで短期決戦を狙うデッキ。やることは圧迫とほぼ同じ。初登場時の16年に流行した他、メガシンカと笛を得てたまに見られるようになった。同じ[EX]と[UX]を複数揃えるという難しさから使用者は少ないが、完成させれば高いポテンシャルを発揮するだろう。

 

 

 ゴチルゼルデッキ

  現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 

例 ゴチルゼル カプ・テテフ コスモッグ ルナアーラ Sデオキシス ゾロアーク

 

 グランドクロスによる特殊勝利を狙うデッキ。登場以降ゴチルゼル自身の強化は特にないが相性の良いポケモンが時々追加され、一定数の愛好家が存在する。

 エントリーを3つ埋めた状態でグランドクロスを決めれば相手の好きなコマと入れ替われる。ゴール3体で並べるなどしていない限りは大抵そこで勝利確定。

 その戦法を知る相手はエントリーを奪わなくなったり、ゴールを固めたりなどして如何にグランドクロスを決めさせないかを考えるようになる。その裏をかきどうやって決めるかを工夫する独特なデュエルが楽しめる。

   

 

 りんしょうデッキ

 現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 

例 チルット チルット チルット ニンフィア ニンフィア プクリン

 重要プレート げんきのかたまり

 

 輪唱持ちで集まって高威力の輪唱を活かして戦う。場の数が少ないと何も出来ない為、序盤や塊を切らした中盤以降が辛い。

 6匹集まった時の輪唱の火力は最強クラスなので、数が揃っている間に強気に攻め込むのが良い。

 

 

 レジデッキ

 現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆ 

 

 例1 レジギガス レジロック レジアイス レジスチル カプ・コケコ オノンド

 例2 レジギガス カプ・コケコ カプ・コケコ カプ・コケコ フーディン クチート

 

 強力な技を持つ代わりに制限のあるレジギガスを軸にしたデッキ。レジ系固有のロックオンマーカーは同時に複数のコマを気絶させられるのが優秀。余裕があれば積極的に付けに行くと良いだろう。レジギガスが動かしにくいのもあって速攻系のデッキは非常に苦手。

 通常の使い方としてはレジ3体と組むことだろうが、カプ・コケコのメレメレの祈りによってMP3にするのも面白い。すり抜けMP3となったレジギガスは流石に脅威だが、レジギガス頼りなので倒されてしまうと一転してピンチになる。

 

 

 メタルカデッキ

現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 

例 ルカリオ ルカリオ ルカリオ メタング メタング クチート

重要プレート マイティースフィア

 

 鋼デッキから発展したデッキ。メタングのトラクタービームによってルカリオで包囲したり、前線に出したメガルカリオで暴れる事が出来る。

 

 

 復元デッキ

現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 

例 アマルス アマルス チゴラス チゴラス [R]プテラ [EX]プテラ

重要プレート プライマルスフィア 復元装置

 

 化石ポケモンが所属する新カテゴリの復元ポケモンを中心としたデッキ。アマルルガは復元限定の除外復帰特性を持ち、更に「げんしのちから」で復元ポケモンを強化出来るのであらゆる面でこのデッキの軸となる。

 注意が必要なのは進化ポケモンアマルルガガチゴラス)はデュエル中に進化していないと復元ポケとみなされない事。特性のお蔭で簡単に進化出来るとはいえ序盤や復帰時には隙になるのを気をつけたい。

 復元装置は復元ポケ限定ながらコスト1で元気の塊+除外復帰という高性能。必ずしも統一する必要はないが、復元ポケを多く採用するなら是非活かしたい。

 

 

 ヘラクロスデッキ

現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆

 

例 [EX]ヘラクロス ヘラクロス ヘラクロス ゲッコウガ ドサイドン ギルガルド

プレート マイティースフィア

 

 ヘラクロスの特性で連続技の底上げをして戦う。3体揃えば驚異的な火力を出せる。青ワザを活かした包囲も強力なのでマイティースフィアは是非採用したい。

 

 

 除外系デッキ

 

 UBデッキ

  現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ

 有利 US対策のない相手  不利 ドラゴン 草 水

 

例 テッカグヤ フェローチェ ウツロイド ベベノム マーシャドー 月食ネクロズマ

候補 ズガドーン ツンデツンデ アーゴヨン カミツルギ アクジキング マッシブーン カプ・レヒレ など

 

 テッカグヤフェローチェウツロイドらを中心としたデッキ。USにポケモンを送り込んで戦う。ランデブーは無対策だと極悪で、レックウザが現れるまでは環境トップだった。

  US対策が増えて勝てない相手が出てきたが、依然無対策には一度ランデブーを決めるだけで大幅に有利をとれ強力。

 

 現環境ではゲンシカイオーガが減っているのでUS対策は薄くなっている。しかし、グラスフィセレビィアルセウスクチートなど個別でUS無効を持った強コマは多く、テッカグヤの火力も明らかに足りなくなっているのでランデブーの回数を稼ぎにくい。

 

 Zワザフェローチェでもゲンシカイオーガを倒しやすくなったのは追い風か。しかし、味方もZワザを受ける頻度が上がった為、ゲージが溜まっている状態では青ワザの脅威はチラつかせられない。

 

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 ジュペッタデッキ

 現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆☆ 揃えやすさ

 

例 [EX]ジュペッタ ジュペッタ ジュペッタ マーシャドー フワライド ネクロズマ

 重要プレート ファントムスフィア

 

 気絶すればするほど火力が上がっていくジュペッタを効率よく活かすデッキ。その性質から試合が長引くほど強くなるが、序盤もメガの圧力で速攻出来て隙がない。

 

 

 レヒレボンデッキ

  現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 

例 カプ・レヒレ カプ・レヒレ ニョロボン ニョロボン ミミッキュ ミミッキュ

 

 カプ・レヒレニョロボンミミッキュによって無限湧きしながら混乱と呪いでじわじわと優位に立とうとするデッキ。数は多くなかったが上位でたまに見られた。

 

 

 レシゼクデッキ

 現環境評価☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆

 

例 レシラム ゼクロム キュレム カプ・コケコ ビクティニ チルタリス  

  重要プレート オーバードライブ

 

 クロス技による除外で数的優位を狙うデッキ。いつの時代も上位には一歩届かない中堅だが、格下キラーとして有名。

 

 ビクティニデッキ

現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆  揃えやすさ☆☆

 有利 ネクロズマ暁 ルカリオなど 不利 毒 水 ギルガルド アシマリ アブソル

 

例 ビクティニ ビクティニ ビクティニ メラルバ メラルバ トルネロス霊獣

 

 レシゼクの強化用に出されたような性能だが、ビクティニだけで除外を狙った方が強力だったりする。 4月環境序盤では猛威を奮ったが、ギルガルドが出てからは一転して数を減らした。6月からは相性の良いコマが追加され、また数を増やした。

 

 

 チルサナデッキ

現環境評価☆☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆ 揃えやすさ☆☆

 

例 サーナイト サーナイト チルタリス ルカリオ 月食ネクロズマ ビブラーバ

 

 サナチルとも。メガサナのブルーホールでお互いを除外し、メガチルの特性で味方だけ呼び戻して数的優位を狙うデッキ。やることは単純だがお互いに数が減るのでメガチルによる復帰を決めなければ一気に攻め込まれる事もあり、タイミングが重要。

 

 

 リグベムデッキ

現環境評価☆☆☆☆ 使いやすさ☆☆☆☆ 揃えやすさ☆☆☆☆

 有利 PC送り手段のないデッキ 不利 草 スタン ゴースト

 

例 リグレー リグレー リグレー オーベム オーベム サーナイト

候補 ラティアス カプ・テテフ ディアルガ パルキア など

 

 自らはPCに行かない特性と「つれさる☆☆」のシナジーを活かしたデッキ。相手にPC移動技がなければ連れ去ったコマは取り返されにくいので数的優位に立ちやすい。

 

 後に登場したセレビィの特性と組み合わせた無限ループによって一時猛威を奮ったが、トランスポートの対象を同族のみに指定する修正を受けてセレビィが原因なのにこちらだけ一時使用禁止にされてしまった。

 とはいえラティとの組み合わせは以前よりも扱いやすくなった。