ポケモンコマスター最後の大型オフ大会である第2回MonKeysオフに参加してきました。
ポケコマ界でも屈指の猛者が集まったレベルの高い大会でしたが、まさかの優勝という最高の結果になり大変嬉しいです!
更に最後のマンスリーランキングでも1位を獲得しました。最後に全てを出し切る事が出来ました。
大会用のデッキを作ったというよりは今月使っていた構築でそのまま挑んだので、最終環境の何を意識してこのようなデッキになったのか等を解説しつつ紹介しようと思います。
最近では珍しいルーレットの8割以上が白ワザで構成されたポケモン。特に決まった役割対象はないのだが、紫が狭いので対面させやすく山崩しが刺さるギルガルドは意識している。高火力ルーレットと優秀な追加効果で幅広く戦うことができる。バンギラス中心で考えているのでデッキ内の青ワザは少なくしてある(しかし味方のハガネールを落としてしまう事は多い笑)。
やまくずしによる相手の予想外の気絶によって多くのアドバンテージを得ることができる。また、岩雪崩による足止めも地味に優秀で、滅多に狙えるものではないのだが岩Zとのコンボは決まると強烈。悪Zと岩Zという組み合わせはかなり好み。
メガシンカ+パワバで殆どの相手を高確率で処理可能。特にギルガルドを処理したい時によく使う。
サメツルギ対策の炎枠として採用。進化後の特性による火傷撒き性能と炎の舞☆4が大変優秀で、アタッカー・キーパー・サポーターと何でもこなせる。炎の舞と虫Zによって相手を孤立させるとかなり攻めやすくなる。
カミソードへの耐性を持つため、サメツルギ相手には積極的に前に出し火傷を撒いていく。メガサメのフェイタルファングは何故か炎にも効くインチキなので狙われると運ゲーとはいえ、火傷によって味方を守れる点が炎枠の中でも優秀といえる。
ウルガモスを入れているとサメツルギへの被害はかなり減らせる。今回の大会でもサメツルギ相手に一体も失わなかったのはウルガモスの働きが大きい。
[UX]イーブイ→各種ブイズ
万能なMP3枠。エントリー封鎖無効によりハガネールと合わせて驚異的な粘りを実現する。進化先の選び方の基準は以下の通り。
ブラッキー →ゴーストやエスパーが多いので現環境では一番使う。Z耐性やZ削りなどあらゆる面で優秀。
エーフィ →対圧迫の神。べべケルゲンガー辺りは全部抜けられる。こちらもZ耐性優秀。
リーフィア →パルキアが多い相手など。今のデッキにはないがグラスフィがあると出番が増える。
グレイシア →ガブネールなどの地面軸。飛行にも。
シャワーズ →グレイシアとの選択。炎は少ないので若干下がる。
ブースター →サメツルギ、草軸など。最終環境では需要が上がっている。
サンダース →水、飛行は少ないので最近は影が薄い。以前は対ミュウに使ったりしていた。
ニンフィア →紫がなく耐久が低いのとドラゴン軸が対象なので一番影が薄いが大会ではチルレック相手に活躍した。
砂隠れを渡してはいけなかった存在。圧倒的な場持ちの良さと地面Zやゴルスフィによる突破力を兼ね備える。ガバイトは特性で耐えていればそのうち進化出来るので、あとはガブをゴール付近に運んで機を待つ。このデッキではエースとなる事が多い。
最強のMP1。対圧迫はもちろんエントリー封鎖に対して安定した活躍を見せる。特性と火力によってガブを殴りやすいのも優秀。170~180帯がやたら増えて火力の優位が失われているのがなやみのタネ。
[UC]ビブラーバ
最強のキーパー。最近はギルガルドが減少気味なので使いやすい。ガルドがいる時はメラルバと交代したりするがそれでもゴールに置くことも多い。ビブラーバさえ無事ならゴールは割らせないつもりで守っている。
全体とプレートの解説
全体としては粘り強く戦うことを意識した構成となっている。上でも解説しているが、サメツルギにはメラルバとブースター。圧迫にはハガネールとエーフィ。といった要素で抑え込み、どんなデッキにも弱点を作らない事を意識した。メガシンカや入れ替えによってマーカーや特殊状態を解除する手段も多めにしてある。
デッキ単位で苦手なものはガブ3くらいだが、個々ではビブゴールが安定しなくなるギルガルドや、紫Z白Zどちらも耐える上に、バンギやネールに除外をチラつかせてくるパルキアなどは苦手。あとは紫ワザがかなり多いのでジガルデが怖い。
パワーバトルはバンギラス、ブイズ、ハガネール、メガガブリアスと好相性で、詰めにおいて非常に重要なプレート。バンギラスやブイズでは低火力帯を確実に倒せるようになるし、メガガブでは大抵の相手を確殺する。
さいごに
勝率は9割以上あり、最後にして最高の構築を作れたかなと思っています。でも、もうこのデッキで戦うことも出来ないと思うと寂しいな…。