フィギュアのルーレット配置の意味について考えたことはありますか?
普段何気なく使っているコマにも運営の拘りが隠れているものが沢山あります。今回は工夫に富んだ面白いルーレットの魅力を紹介したいと思います。
※画像はマルマインを除きLv1のもの。マルマインのみLv5。
見た目を反映する
ショックボムを拡張すると見たまんまマルマインの美しいルーレットとなる。マルマインなら紫じゃなくて赤だろって?流石に弱いから許してやってください…。
配色が逆さになったマーイーカそっくり。このルーレットを見た時は感動しました。
ミスで頭、金技で金の水引を表現して白技で体を作っている。混乱にも強い美しいルーレットでとても気に入っています。ミスで分割して手足を表現したりしなくて良かった。
トライアタックで3つの頭を、「かわす」とミスでS極とN極を表現している。進化前後のコイルとジバコイルでも同じ表現が見られる。
4つに分かれた「かわす」で青い足を表現している。進化前のメタングも青が2つ、ダンバルは1つと足の数を反映している。
メタグロスとは対照的に赤いのでミスで足を表現している。しかし、Lv5にすると足がモゲて不格好になってしまう。
色やタイプを反映する
体色によってその色のピースを広めに設定される傾向が多い。この傾向は全身がその色である必要はなく小さい模様程度のものでも見られる。あくまで傾向なので全てに当てはまる訳ではない。
「何でこいつはこんなミス広いんだ!」「何でこんな強い金技持ってるんだ!」等と言われた時は「○色だから仕方ない」というやり取りが定番となっている。
ほのおタイプ
ポケコマプレイヤーにとって赤いポケモンはミスが広いというのは定説である。特に赤いイメージが強いほのおタイプはその定説を裏付けていると言えるだろう。初期ミスが多く設定されているコマが多く、青技の所持率が低い。
そう言われるとデメリットしかないじゃん!と思うかもしれないが、その分攻撃性能は高めに設定されている。インフレについて行けないとミスが多いだけの存在になってしまうかもしれない。
みずタイプ
青いポケモンが多いため、青技の所持率も高い。[EX]以上ともなると強力な効果付きの青技を持っていることもある。その代り、火力は控えめに設定されている事が多い。
黄色いポケモンが多いため、金技の所持率が高い。それだけでなく、素早いイメージからか青い電流のイメージからか「かわす」の所持率がとても高い。
はがねタイプ
堅いイメージから最終ミスが0に設定されやすい傾向にある。
特徴を反映する
クチートとは見た目で相手を油断させて、振り向きざまに噛み付くという生態を持ったポケモン。「あざむく」を出すとルーレットをズラすか選んで真後ろにある「かみつく」を出す事が出来る。
公式でルーレットの拘りを説明する際に例として出されたポケモンの一体。正面には口から「ほのおのうず」を放ち、背後にはしっぽの「ドラゴンテール」で対抗する、というイメージで作られたようだ。リザードンに限らず配置によって「前後」を意識したコマは他にもよく見られる。
公式の有名な言葉「螺旋を描いて上昇するイメージ」によってピース3つ、ミス3つという混乱に弱い配置を作られてしまったポケモン。因みにこの配置は他のポケモンにもよく見られるが螺旋を描いて上昇するとは思えないものが多い。
おわりに
ルーレットの奥深さを感じて頂けたでしょうか?紹介していない中にも拘りのある配置は沢山あります。フィギュアを調べる時、新コマが実装された時など、性能だけでなく隠れた拘りを探してみるのも面白いですよ!